お知らせ
2023/05/23
~地方の竹害をビジネスアイデアで救う~BAM business
全国の地方で問題となっている放置竹林問題。「地方の社会課題×ビジネス」をテーマに課外活動を実施しました。
クラウドEnglishの課外活動のポイントとなるのが
「単なるボランティア活動で終わらせない」です。
早稲田大学地方創生活動を行なっているBAM部、大手商品メーカーともコラボし、竹林伐採のボランティア活動から、竹材を活かした商品企画まで行なっていただきました。
ここから実際に、課外活動で実施した内容を一部公開します👀
【①竹林問題について専門家から学ぶ】
まずは、放置竹林の現状や課題を学ぶオンライン講義を実施。
事前課題として、放置竹林や、社会課題をビジネスの手法を用いて解決することを目指すソーシャルビジネスについて各自調べてまとめました。
【②環境問題に肌身で触れるフィールドワーク】
フィールドワーク当日は実際に竹林に出向き整備を行いました。
慣れない環境や作業に苦戦しながらも、チームで協力して整備を進めていきます。
地域の方々との交流もあり、ビジネスに繋がる話も飛び交っていました。
午後は切り出した竹を利用して、竹あかりを作成。
竹製品の開発・作成に触れました。
竹あかり作成後はBAN部スタッフ、本庄市の市役所職員や本庄市で農家を営む方々にお話を伺いました。
積極的に質問して放置竹林への理解を深め、ビジネスのヒントに繋げます。
【③環境問題をビジネスアイデアで解決】
最後にはチーム毎にビジネスアイディアの発表を行いました。
竹を利用した商品の開発案だけではなく、実現可能性や長期的な視点で考察します。
【生徒様の感想】
今まで他人事だった物事を自分事として考えることができるようになった気がしました。
例えば街を歩く時に、これは社会に問題視されるべきだなとか、どうすれば解決に近づくのかを考えるようになりました。
それを実行するには、他の企業の成功例を模範したり、もっと踏み込んだアイディアを出していくべきだと思いました。
“丸山明里さん”
関係者インタビューのときに大人の人たちの今考えていることなどを聞いて今現在だけでなく将来的にも起こりうる社会課題などについても学んでいきたいと思いました。今回の活動を通して主体性と行動力を持ち課題解決に向けていろいろと考えられる大人を目指したいと思いました。
“吉田愛音さん”
もっと世界で問題視されていること(竹害のように)などを調べて自分にできることは何があるかをもっと考えていきたいと思った。今回の活動を通して、行動すればした分だけ社会に貢献できる可能性を広げることができるということに気づいた。
“Aさん 高校3年生”
【“課外活動”が進路選択の大きな武器になる】
早稲田大学では、既に全体の入試枠の半数をAO推薦入試から募集を行なっており、一般入試の募集枠は年々減少傾向にあります。今後難関私立も同様にAO推薦入試枠を増加していく傾向になることが考えられます。
今まで主流だった一般受験のように、学力のみを測るものではなく、問題解決能力や社会的能力などを測る「自分だけの強み」が必要になります。
自分だけの強みというと、大会やコンテストでの受賞経験や部活動での功績を思い浮かべる方も多いかと思いますが、課外活動に取り組んだ経験も同様に、志望理由書で出願時に大きく評価されるポイントとなります。
実際にクラウド選抜(AO推薦入試専門塾)の生徒のうち、課外活動実績のある生徒の志望校合格率は95%です。
また課外活動を通して、社会課題に向き合い、仲間と協力し合い、自分たちの力で課題に向き合うことで、勉強だけでは身に着けられない、“課題解決能力” “問題発見能力” “主体性”などの「非認知能力」を培うことができます。
今回の課外活動によって、“志望校合格に向けた大きな一歩”となったことは間違いありません。そして、人としても大きく成長できたのではないかと思います。
次回は2023年8月に実施する予定です!乞うご期待ください!
BAN部HP:https://bamboo-waseda.com/
Twitter:https://twitter.com/bamboo_waseda