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車椅子実体験「上野バリアフリー改革プログラム」を開催しました!

2024/06/03

株式会社リザプロ(本社:東京都新宿区、代表:孫辰洋)の代表取締役 孫辰洋、事業統括 相佐優斗は、2024年3月24日、4月6日/3月31日と4月7日という2日程に分けて、上野駅周辺で社会保障やバリアフリーを自分ごととして捉えるプログラムを実施しました。両日程合わせて当日は30名の生徒、およびパラスポーツを通じた教育・研修プログラムを運営している一般法人Knockuさん他4名の教師の方が参加され、実際に車椅子に乗車しながら身を持って使用者の目線や考え、日々感じていることを体験いただきました。

 

プログラムの内容(一部)

まずは言語化! 〜車椅子乗車を踏まえて〜

上野駅近辺に様々なミッションを設定し、各チームは車椅子に乗りながら、これらのミッションに挑戦していくという内容を1日目に実施しました。地図上では最短ルートであっても、階段があることで迂回路を探さなければいけない生徒、エレベーターとエスカレーターの動線が異なり、時間通りにミッションを進められないグループなども出てきました。車椅子利用者が日常的に感じているバリアをこの1日ではっきりと認識したのではないでしょうか。

認知は解決への第1歩 〜目指したい社会の実現に向けて〜

自らが認知した社会に潜む様々なバリア。2日目はそのような社会課題を実際に生み出しているバリアについての理解をディスカッションによってさらに深めていきました。皆が住みやすく、そして暮らしやすい社会の実現に向けて。このプログラムを通して、体験の言語化、社会課題の認知、解決に向けた想像力など様々な力を養っていただきました。

実際に参加した生徒様の声

エレベーターを待つ健常者の方に違和感を感じると同時に、自分も似たようなことをしているのに初めて気がついた(高校2年生 )

見る景色が全く違い、すれ違う人の身長が高く見えて、想像以上の怖さを感じた。(高校2年生 )

 

この世の中には解決すべき社会課題がたくさんあります。中でも、当事者にしかわからない目線や考えがあり、身近な問題として意識しづらいのがバリアフリーに関する問題です。このプログラムに参加した生徒は、全員車椅子に乗り、上野駅近辺を巡っていただきました。その中で階段や動線の違いなど様々なバリアに直面しました。同時に、このようなバリアの撤去に向けた解決策も考えていきました。このような活動を通じて社会問題を身近に感じてもらい、自分なりの貢献、未来を切り開く力を身につけていただくために、私たちは、生徒に課外活動を提供しております。

今後も、学校では経験できない『主体性を育む教育』『社会課題に向き合うプログラム』を行なって欲しいという要望のある団体と協働し、プログラムや情報の発信を行っていきます。

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